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2009年4月17日 (金)

360度どこから見ても立体映像になるディスプレイを開発

 立体映像を実現するディスプレイは、左右の目の視差(両眼視差)を利用して、3D画像を表示するものが実用化されているが、長時間使用すると生理的に不快感を催すことがある。そのため、新たな3Dディスプレイの研究開発が様々なアプローチで進められている。

 一昨日(4月15日)、情報通信研究機構が発表した、3Dディスプレイは、なかなか面白い。

 この3Dディスプレイは、10cm四方の立方体から成り、各面には小さな凸レンズが並べられており、液晶ディスプレイと組み合わせることで、360度どこから見ても、立方体の内部にものが浮かび上がったように見えるという。百聞は一見にしかず、ぜひ、以下のリリースのサイトで3D画像を表示したディスプレイをご覧いただきたい。

 ディスプレイ開発のアイデア自体は、非常に面白いのだが、その用途がうまくイメージできない。リリースでは、「手の届く程度の近い距離で、人と人とのコミュニケーションを支援するためのツールとしてデザインした」と、この3Dディスプレイの開発意図が紹介されているのだが、こう言われても、どのように利用されるのかイメージできるだろうか。

 そもそも、人が人とコミュニケーションを取る際、何らかのテクノロジーによる支援を必要とするのは、離れた場所にいる者どうしがコミュニケーションをとろうとする場合に限られるのではないか。

 ただ会話すればいいし、相手の心情を示す表情だって、手に取るようにわかるわけだから、手の届く程度の近い距離にいる者どうしがコミュニケーションするのに、3Dディスプレイなど必要ないだろう。

 だから、「手の届く程度の近い距離で、人と人とのコミュニケーションを支援」という、開発コンセプト自体、ちょっと間違っているように思えてしまうのだ。

 といっても、この3Dディスプレイがまったく意味をなさないなというつもりはない。

 たとえば、6面ある画面をどこから見ても、内部にものがあるように見るわけだから、これを活かして、これまでにないゲームソフトの開発なんてできるんじゃないだろうか。

 現在のゲームが平面の画面に表示しているため、これまでは360度どの方向にもスクロールできるゲームなんて不可能だったわけだが、この3Dディスプレイを利用すれば、それが可能になる。だったら、これまでにないゲームが期待できるだけで、クリエイターの腕の見せ所だと思うのだが・・・。

http://www2.nict.go.jp/pub/whatsnew/press/h21/090415/090415-1.html

 ではでは・・・。

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