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2009年5月26日 (火)

極超音速航空機の実験は成功したようだけど・・・

 海外旅行は心浮き立つイベントではあるんだが、とにかく嫌なのが、あの長時間のフライトだ。私自身、体格的に人並み以上に大きいということもあって、狭いエコノミークラスのイスに10時間近く座り続けていないといけのは、どうにも我慢できず、「早く、太平洋をひとっ飛びできるような航空機が実用化されないものか」と感じていた。

 そんなわけで、ついつい興味をもってしまう実験成功のニュースが、AFPなどで報じられているので、紹介したい。

 いつものことながら、詳しくは以下のサイトをご覧いただくとして、記事内容を簡単にしょうかいしておくと、アメリカ、オーストラリアの研究グループが、オーストラリアのウーメラで実施した「極超音速」の航空技術の実験に成功したというのだ。

 今回の実験計画はHypersonic International Flight Research Experimentation(HIFiRE)と呼ばれるもので、AFPのサイトでは「極超音速国際航空実験」と訳されている。つまり、次世代の航空機を開発するための実用研究なわけで、以下の記事でも過去の実験に際して、「シドニーからロンドンまでの1万7000kmが最短2時間で移動可能になる」と述べていたと紹介している。

 シドニー・ロンドン間を2時間で移動できるなら、長時間フライトが嫌で嫌でたまらない私にとっては朗報なのだが、一方で「これって本当に実用化されるのだろうか?」という疑問のほうが先に湧いてしまうのだ。

 というのも、今回の実験で用いられた実験機は、ロケットで宇宙に発射された後、極超音速の実験のため大気圏に再突入したものだという。いったん、大気圏外に出るのは、あくまでも実験のためのものであって、実用化された際も、同様の軌道で航空機が飛ぶのかどうかはわからないが、あまり燃費のいいものとは言えないと思えるのだが・・・。

 いちおう燃費の問題は、AFPの記事でも触れられており、「速度と燃費の面で『飛躍的進歩』をもたらし・・・」と紹介されているが、現状の旅客機と比べた場合、この燃費っていうのはどう評価されるんだろうか?

 燃費の悪さなどから運航コストが高いことを理由に、コンコルドが運航停止になったことを考えると、いくら極超音速での航行が可能になると言っても、高燃費では普及するものではないだろう。

 まぁ、少しでもフライト時間は短いほうがいいわけで、こうした研究は大歓迎なのだが、運航コストに直接影響を及ぼす燃費の問題が克服できない限り、実用化させたとしても普及するものではなだろうから、まずはシドニー・ロンドン間2時間なんて夢のようなフライトを目指さずに、実用的な燃費で、少しはフライト時間を短縮できる航空機の開発に力を入れたほうがいいんじゃないだろうか。

http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/science-technology/2605009/4178025

 ではでは・・・。

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コメント

極超音速戦闘機を開発したいのさ。2050年には之で戦争するんだろうな。
利点を挙げるなら迎撃不可能という点だ。

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