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2009年7月17日 (金)

地震直後のイカの集団座礁の原因は?

 生物が地震を予知できるっていう話は、しばしば耳にするし、地震の前兆現象としての生物の異常行動を研究されている研究者もいるようですが、科学的に確定的に論じられるほどの知見は得られていないというのが実情なんじゃないでしょうか。

 とはいえ、私自身、サイエンスライターとはいえ、好奇心先行で面白いネタに飛びついてしまうマスコミの一員なだけに、生物の地震予知能力なんてネタにはついつい好奇心を掻き立てられてしまいます(中には眉唾もののネタもあるので注意ていますが・・・)。

 ですから、ナショナル・ジオグラフィック・ニュースが報じている「地震直後のイカの集団座礁は偶然か?」にはついつい反応してしまいました。

 詳しくは以下のサイトをご覧いただきたいのですが、簡単に内容を紹介しておきますと、7月11日にカルフォルニア州サンディエゴの海岸でアメリカオオアカイカの集団座礁が起こりました。ただし、集団座礁が確認される直前の午前7時34分にカルフォルニア沖で地震が発生していたため、イカの集団座礁と地震の関連性が論議されているというのです。

 ナショナル・ジオグラフィック・ニュースの記事中では「大量」と紹介されているだけで、座礁したイカの個体数は紹介されていないんですが、大きなると2mにもなるアメリカオオアカイカが集団座礁していて、その直前に地震が起こっていたのですから、つい関連付けて考えたくなる気持ちも理解できます。

 しかし、記事ではイカを含む海洋生物の複数の研究者のコメントを紹介しているのですが、みな地震との関連性には懐疑的なコメントがでした。しかも、アメリカの西海岸では、過去にも、このイカの集団座礁が起こっているようで、今回だけ地震と関連付けること自体、無理があるのかもしれません。

 というわけで、ナショナル・ジオグラフィックは、厳密には科学雑誌ではないとはいえ、安直に地震に関連付ける結論に終わることなく、研究者による懐疑的なコメントを紹介するとともに、科学的に考えられうる仮説も紹介しています。ご興味のある方は、ぜひ、以下のサイトをチェックされてはいかがでしょうか。

http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=56825227&expand

 ではでは・・・。

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