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2009年8月15日 (土)

スズメバチを撃退するため、ミツバチは二酸化炭素を使っていた!

 ニホンミツバチはスズメバチに襲われると、集団でスズメバチを取り囲み、布団蒸しのようにして熱さで殺すことはよく知られていると思います。200匹から300匹ほどのニホンミツバチが、スズメバチを囲む「蜂球」をつくることで、内部の温度が44~46℃に達するため、スズメバチは蒸し殺されてしまうというわけです。

 ところが、ニホンミツバチは熱だけでなく、二酸化炭素も活用してスズメバチを殺していたということを、京都学園大学バイオ環境学の坂本文夫教授らの研究グループが明らかにしたと、京都新聞が伝えています。

 詳しくは以下のサイトの記事をご確認いただくとして、簡単に記事内容を紹介しておくと、まず坂本教授らは人工的な高温環境下でスズメバチが死ぬかどうかを調べたところ、蜂球の内部が46℃程度でも10分程度でスズメバチが死ぬのに対して、人工的な高温環境下でスズメバチを殺そうとすると48℃にまで熱くしなければらななかったというんです。

 わずか2℃の差でしかありませんが、坂本教授らは蜂球の中には熱以外にも何かスズメバチを殺す要因があると考えたようで、調べてみると蜂球内部の二酸化炭素濃度が、人間の呼気とほぼ同じ3%であありました。実際、二酸化炭素濃度を高めた環境なら、46℃でもスズメバチが死ぬことを確認したというんですよ。

 記事中の坂本教授のコメント指摘されていますが、スズメバチを殺す主要因は熱であることは間違いないんだけど、そこに二酸化炭素が加わることで、さらに殺しやすくなって、二酸化炭素濃度が高くない状況よりも低い温度でスズメバチを殺せるようになったんでしょう。

 ただ、こういう研究でいつも感心させられるのは、よく気づいたなぁ~ってことですよ。というか、そもそも最初に人工的な高温環境下でスズメバチを殺してみるっていう実験を行ったのには、どういうモチベーションがあったんでしょうね。最初から、熱以外に何の要因があって、ミツバチはスズメバチを殺しているに違いないっていう仮説があったんでしょうか。気になるところです。

http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2009081300108&genre=G1&area=K00

 ではでは・・・。

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