2019年9月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          
無料ブログはココログ

« 痛くない注射針って実用化できるのかなぁ? | トップページ | いっぱい食べても脂肪の蓄積を抑えられそうだけど・・・ »

2009年8月27日 (木)

精神疾患の診断に活用できる血液成分を発見

 以前、取材で伺ったところでは、うつ病や統合失調症などの精神疾患は、医師による問診や行動観察で診断はできても、血液中の特定の分子の量の変化などから客観的に確定診断を下すことはできなかったんだそうです。

 そのため、診断があいまいになってしまうことがあって、精神疾患の病態を正確に診断するための指標とする分子の存在が求められていたわけですが、毎日新聞の記事によると、大阪市立大学大学院医学研究科の関山敦生客員准教授らの研究により、精神疾患の診断に活用できる血液中の分子を発見したんだそうです。

 いつものことながら、詳しくは以下のサイトをご覧いただくとして、簡単に記事内容を紹介しておくと、関山准教授らは、細胞間の情報伝達物質であるサイトカインの血中濃度について、3000人近くのデータを集め、それを詳しく分析することで、心身の変調やうつ病、統合失調症などを判定に利用できるタンパク質を見つけたというんですよ。

 しかも、うつ病、統合失調症について、見つけたタンパク質を活用した判定法を開発し、実際に400人を診断したところ、正しく診断できた確率はうつ病では95%、統合失調症では96%だったそうです。

 この95、96%っていう正診率が、実際の診断に使えるものと評価できるかどうかは、私にはわからないんですが、これまで客観的な診断を下す基準がなかったことを考慮すると、従来からの問診、行動観察による診断を強くサポートする客観的な基準になるんじゃないでしょうか。

 また、記事では、精神疾患の診断への活用だけでなく、健常者のストレス判定に利用できることを紹介しています。ストレスの判定も客観的な指標がなく、無理をしすぎて突然死なんてことを引き起こしてしまっていただけに、関山准教授らが見つけたタンパク質は、健常者の健康管理でも活用できそうですね。

http://mainichi.jp/select/today/news/20090826k0000m040145000c.html

 ではでは・・・。

« 痛くない注射針って実用化できるのかなぁ? | トップページ | いっぱい食べても脂肪の蓄積を抑えられそうだけど・・・ »

ライフサイエンス」カテゴリの記事

医療」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 精神疾患の診断に活用できる血液成分を発見:

« 痛くない注射針って実用化できるのかなぁ? | トップページ | いっぱい食べても脂肪の蓄積を抑えられそうだけど・・・ »