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2010年2月18日 (木)

iPad発表以降、書籍の電子化の話が盛んに語られていますね

 iPad発表以降、書籍の電子化の話が盛んに語られていますね。私自身、出版業界の末席で仕事をさせてもらっているので、編集者との打ち合わせなどの際に、雑談程度に「電子書籍化の対応やってます?」って聞いたりしています。でも、私の付き合いの範囲では、会社として特別なことはやっていないとのことでした。それにけっこう楽観視している編集者が多いですね。

 もちろん、これまで紙媒体での出版が主流だったのが電子化すれば、出版社、そして、そこで働く編集者にとって、産業革命的な激変になるんでしょうが、書籍が電子化してもコンテンツを制作することにはかわらないから、出版社はコンテンツ制作業として生き残れるだろうとことらしいんですな。

 ただし、そうなってくると出版社は、機能的に編集プロダクションと変わらなくなってしまうから、従来の「出版社=発注者」、「編集プロダクション=受注者」というヒエラルキーは変わってしまうかもしれないって話にもなりました。

 紙媒体の場合、一冊の本を出版するのに一定のイニシャルコストが必要だけど、電子書籍の場合、印刷、製本、流通のコストはかなり圧縮できるだろうから、編集プロダクションが出版社的に現在の版元機能を担うようになってくるに違いないと・・・。そうなるとコンテンツ制作能力いかんにより、新興の編集プロダクションの中には急成長するところも出てくるかもしれませんね。

 それに、街中の書店とAmazonを比べていると、やっぱりまだネット書店は本を探しにくく感じます。昨年、秋に千葉の田舎に引っ越してから、Amazonを利用する機会は増えており、過去の購入歴からのレコメンドもちゃんとチェックしているものの、Amazonのレコメンドで「こんな本が出たのか? 買わなくちゃ!」ってなることはほとんどない・・・というか、そんなこと一回もないんじゃないかな。

 まぁ、こうなるのは今でも取材や打ち合わせで都心に出かけた折には、必ずといっていいほど大型書店を巡っているからなんだろうけど、書店で見つけて「いい本だ」と思って購入した本の多くを、Amazonが勧めてくれていないのも否めぬ事実ですね。要はAmazonだけでは見つけられない本も多いってことです(もちろん書店だけでも見つけられないままの書籍はおおいんだろうけど、紀伊国屋、ジュンク堂あたりの書店巡りとAmazonを比べると、書店のほうが圧倒的に未知の本との出会いが多い)。

 著者やタイトルがわかっていれば、Amazonでも探せるわけだけど、まったく未知の著者の未知の作品ではほとんど探せないわけだから、今後はネット書店の中でいかに目立てるかっていう宣伝戦略が、電子書籍時代のコンテンツ制作業者に求められるのかもね・・・。

 それから書籍の電子化についてもう一点。

 今の電子書籍のハードって、書き込み(マーカーライン引き)、ページの角折り(ドッグイヤー)、付箋貼りってできないんでしょ? これって自分の本読みスタイルからすると致命的なんですよね。この点は今後の製品開発次第なんだろうけど、この機能がないと「電子書籍はダメ!」って人は多いんじゃないかなぁ。

 というわけで、今回は科学ニュースのご紹介ではなく、電子書籍に関してつぶやいてみました(←最近、始めたTwitterの影響ですね)。

 ではでは・・・。

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