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2010年2月22日 (月)

思春期の脳は外部の刺激を受けて劇的に変化するっていうお話

 思春期の頃って何事にも多感で、気持ちが揺れ動くわけですが、それは脳の構造にも大きく影響するってことが明らかになったという研究成果がNatureに掲載されるようです。

 といっても、今回の研究は人間相手じゃなくて、野鳥(ゼブラフィンチ)を対象にしたもので、思春期(juvenile sensitive period)の出来事が、シナプスの接続を劇的に変化させ、それを安定させるっていうんですよ。要は、思春期の頃って他の年代よりはずっと劇的に脳を変化させることができるので、いろんなことを身につけるのに向いているってことが言えるんでしょうね。

 思春期なんて、はるか昔に卒業しちゃっている身としては、この研究成果を自身の学習に活かせないのが、忸怩たる思いではありますが、気になるのは思春期の脳が劇的に変化できる分子メカニズムですよ。

 思春期の脳が外部刺激を受けて劇的に変えられる(「学習できる」と言い換えてもいいかな?)分子メカニズムが明らかになって、それを思春期以外の年代にも人為的に応用できれば、学習したことを身につけやすい脳を作ることだってできるんじゃないかなぁって・・・。そんな期待も抱いてしまうんですが・・・。

 ちなみに、この研究成果を紹介したAFPの記事(※)は、「脳卒中などの脳障害後にシナプスの可塑性を回復させる研究が進む可能性がある」との一文で文章を締めくくっており、医療行為への応用にも言及しています。

 といっても、私がより積極的に脳力を高める“スマートドラッグ”的な応用を期待しているのに対して、AFPの記者は、あくまでも脳卒中などの脳障害の治療に役立てられないか・・・っていう期待なので、ずいぶん期待の方向性が違うようですね。欲張りすぎかなぁ~。

http://www.nature.com/nature/journal/v463/n7283/abs/nature08759.html

http://www.afpbb.com/article/life-culture/health/2697200/5351620(※)

 ではでは・・・。

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