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カテゴリー「科学」の記事

2010年1月12日 (火)

今年もよろしくお願いいたします

 年末年始で、長らく更新をお休みさせていただきましたが、今週から更新を再開いたしますので、よろしくお願いいたします。

 From 斉藤勝司

2009年11月 2日 (月)

長らく更新できず、すみません

 ここのところ目先の仕事に追われていまして、長らく、更新できずすみません。

 ご紹介したいなって思う科学ニュースはたくさんあるんですが、落ち着いてブログを書く時間がとれないといったところです。

 近いうちに更新しますので、今後ともお付き合いください。

 ではでは・・・。

2009年10月 7日 (水)

ノーベル医学生理学賞 早くも選定に異論が!

 一昨日のノーベル医学生理学賞に続き、物理学賞でも日本人の受賞はならなかったわけですが、その医学生理学賞に関して、ロシアメディアから異論が出ていることが報じられています。

 今年のノーベル医学生理学賞は、染色体のテロメア構造を解明した研究者に与えられたことは、すでに報じられている通りなのですが、ロシアメディアによると、アレクセイ・オロブニコフという研究者が、1971年に理論として指摘しており、今回、ノーベル医学生理学賞受賞者は、それを実証したに過ぎないって主張しているんです。

 私自身、不勉強であるため、このアレクセイ・オロブニコフという研究者のことを知らなかったので、ロシアメディアの指摘にはピンとこないんですが、まぁ、ノーベル賞の選定を巡って、こういうことってよくありますよねぇ。

 昨年、日本の小林誠博士、益川敏英博士が物理学賞を受賞した際も、イタリア物理学会から、ニコラ・カビボが受賞するべきだとの異論が出ていましたね(※)。

 日本人が取り損ねた例でいえば、1997年の化学賞が思い出されます。この年は「ATP合成酵素に関する研究」に対してボイヤー、ウォーカー、スコウに科学賞が贈られたわけですが、ATP合成酵素が回転体であることを可視化したのは、東京工業大学の吉田賢右教授らの研究グループだったわけで、日本人のひいき目からすれば、吉田教授も一緒に授与されるべきなんじゃないのぉ~なんて思ったりもしますがねぇ。

 吉田教授の研究室のウェブサイトにも、冗談半分なんでしょうが、「・・・あとちょっとでノーベル賞だったのに~」なんて一文もありますよ(※※)。

 まっ、こうした人間模様を垣間見られるのも、ノーベル賞ならでわのことなんでしょうね。 

http://nikkansports.co.jp/general/news/f-gn-tp1-20091006-552216.html

http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20091006STXKC008206102009.html

http://sankei.jp.msn.com/world/europe/081009/erp0810091131003-n1.htm(※)

http://www.res.titech.ac.jp/~seibutu/main.html?right/~seibutu/projects/f1_bgn.html(※※)

 ではでは・・・。

 

2009年10月 5日 (月)

ノーベル賞 医学生理学賞での日本人の受賞はならず

 いくつかの新聞の速報でご覧になった方もいらっしゃるかと思いますが、本日(10月5日)発表のノーベル賞・医学生理学賞での日本人の受賞は叶いませんでした。

 先日、このブログでも紹介したトムソン・ロイターの予測では、東北福祉大学の小川誠二特任教授が有力候補に挙げられていましたし、「ノーベル賞に最も近い賞」と呼ばれるアメリカのラスカー賞を京都大学の山中伸弥教授が受賞したのでノーベル賞とのダブル受賞も期待されましたが、結局、授賞したのはアメリカの研究者3人でありました。

 詳しくは、以下の新聞などを拝見していただきたいのですが、スウェーデンのカロリンスカ研究所は、「テロメアとテロメア合成酵素による染色体保護の仕組みの発見」との授賞理由で、カリフォルニア大学のエリザベス・ブラックバーン博士、ジョンズ・ホプキンス大学のキャロル・グライダー博士、米ハーバード大学のジャック・ショスタク博士の3人に賞を贈ると発表しました。

 まぁ、テロメアとテロメラーゼの発見となれば、ノーベル賞級の研究成果であることは間違いないわけで、この3人の受賞に異論はないんだけど、細胞の老化に関連した研究でいえば、カルフォルニア大学のレオナード・ヘイフリック博士を思い浮かべます。

 平和賞を受賞したUNHCRとか、IAEAのような団体は別にいて、ノーベル賞は1部門につき、3人までに与えられるので、ヘイフリック博士ははずされちゃったのかなぁ。テロメア関連の研究に与えるってことなら、ヘイフリック博士も十分に候補になっていても不思議じゃないと思うんです。ご存命だけに、個人的にはヘイフリック博士にも与えてあげてもいいと思うんですが、3人枠に泣かされたってところでしょうか。

 ちなみに、今回、医学生理学賞を授賞したお三方は、2006年にラスカー賞を受賞なさっています。ということは、今年、ラスカー賞を受賞した山中教授のノーベル賞の受賞は2012年かもしれないって・・・。ついつい期待が膨らんでしまいますね。

http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20091005-OYT1T00853.htm

http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/science-technology/2649874/4723280

http://mainichi.jp/select/today/news/20091006k0000m040022000c.html?link_id=RTH03

 ではでは・・・。

2009年9月24日 (木)

今年もノーベル賞の発表の季節がやってきました!

 さぁ、今年も9月下旬になりました! ノーベル賞の発表の季節がやってきたのですよ。

 先ほど、ノーベル財団のウェブサイトを覗いてみたら、10月5日の医学生理学賞を皮切りに、6日の物理学賞、7日の化学賞と、科学3賞が順次発表されていくようですから、もう2週間を切っているんですねぇ。

 で、気になるのが日本人が受賞するかどうかですが、今年もトムソン・ロイターが予想を発表しておりまして、その中にもしっかり日本人の名前が・・・。 

 トムソン・ロイターは科学3賞について18人の有力候補を発表しているんですが、医学生理学賞の候補に東北福祉大学の小川誠二特任教授を挙げているんですよ。

 小川教授は脳の活動を可視化するfMRIの基本原理を発表した研究者でして、十分にノーベル賞を受賞するに値する研究をなさってきたと思いますが、読売新聞の記事によると、トムソン・ロイター(トムソン・サイエンティフィック時代からなんでしょうね)が、過去に有力候補とした92人中、実際に授賞したのは11人ということですから、的中率はあまり高くはないようですね。

 ただし、誰か受賞するかを問うた人気投票(?)の結果も紹介しているんですが、医学生理学賞での小川教授がぶっちぎりの得票率(31%)に1位になっているんです。

 これは期待したくなるじゃないですか。

 ちなみに、トムソンの予想には挙げられていないのですが、この人気投票の物理学賞の受賞候補の中に、カーボンナノチューブを開発した飯島澄男さんの名前も挙げられておりますよ。

 というわけで、日本人が受賞するかどうかはわかりませんが、約10日後には発表されますから、楽しみに待つことにいたしましょうか。

http://nobelprize.org/nobelfoundation/press/2009/announcements_09.html

http://science.thomsonreuters.com/nobel/nominees/

http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20090924-OYT1T00979.htm

 ではでは・・・。

2009年5月22日 (金)

大学の広報担当者の奮起を期待したい

 一般の方々にとって大学というと「教育機関」というイメージが強いかもしれないが、科学記者なんてやっていると、「研究機関」というイメージで見ることが多い。実際、世界的な大学のランキングも、教育機関での評価よりも、発表した論文件数や、その論文の引用件数などの評価によって決められていることから、研究機関としてどのような成果を発表しているかが、その大学の価値を決めると言っても過言ではない。

 その点で、大いに不満を感じるのが、大学の研究成果の広報活動についてだ。

 同じく研究機関にカテゴライズされる組織に、日本では理化学研究所、産業技術総合研究所などがあり、それぞれに所属する研究者が発表した研究成果について、ウェブサイトで情報提供を行っている。また、研究機関とはいえないが、研究資金の支援などを行っている科学技術振興機構(JST)でも、支援先の研究者が研究成果を発表すれば、リリースをウェブサイト上にアップしており、誰でも簡単に閲覧できるようになっている。

 これに対して、前述の通り、日本の国立大学の研究成果の広報活動には大いに不満を感じる。

 大学によっては学部単位で研究成果の広報活動を行っており、学部のサイト内でリリースをアップしているものもあるが、これでは閲覧者が、それぞれの学部のサイトを巡らなければならず、理研や産総研のように簡単に最新情報にアクセスできるようにはなっていない。

 念のため、旧帝大(※)の国立大学のウェブサイトをチェックしてみたが、東京大学、東北大学、九州大学は、トップページからすぐに研究成果のプレスリリースのサイトにすぐに飛べたものの、北海道大学、名古屋大学、京都大学では、トップページからすぐにはリリースのサイトにはたどりつけなかった。講演会の開催情報や、ここ数日なら新型インフルエンザへの対応のお知らせなどの情報一覧があることを考えると、あまり研究成果の情報開示には積極的ではないということだろうか・・・。

 北海道大学、名古屋大学、京都大学でもインターネット上で研究成果の情報提供をやっているんだろう。しかし、大学の顔ともいえるウェブサイトのトップページから、すぐにアクセスできない限り、誰もが容易にアクセスできるものとはいえないだろう。

 ここ数年は、仕事柄、多くの大学に出向き、研究者を取材していると、大学が広報活動に積極的になっていることを実感させられることは多い。取材対象の研究者に研究成果の資料を求めると、論文の別刷りのほか、大学や学部が発行している広報誌をいただくことも多くいなっているし、大学によって広報担当の特任職員を雇っているところもあるという。

 ならば、誰もが容易にアクセスできるウェブサイトの充実をまっさきにしないといけないんじゃないだろうか。というわけで、大学の広報担当者の奮起を期待したい。

 参考までに、理研と産総研のプレスリリースのサイトのアドレスを紹介しておく。いずれもトップページからすぐにアクセスできるようになっている。

理化学研究所のプレスリリースサイト

http://www.riken.jp/r-world/info/release/press/2009/index.html

産業技術総合研究所のニュースサイト

http://www.aist.go.jp/db_j/list/l_news_index.html

※旧帝大のウェブサイトをチェックしたことには特に意味はなく、大きな大学などで広報すべき研究成果は多くあるだおるということでピックアップしました。

 ではでは・・・。