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カテゴリー「理科教育」の記事

2009年4月15日 (水)

経済対策も兼ねて理科教材費に200億円

 近年、子供たちの理科離れが進んでいると言われているようだが、小中学校の授業にもっと実験を取り入れれば、理科好きも増えるのに・・・と思っていた。

 ただし、状況は、そんなに甘いものではないようだ。

 科学技術振興機構(JST)と国立教育政策研究所が昨年、実施した調査によると、現場の理科教師が実験を行いたいと考えていても、実験必要な理科教材が十分にそろっていない学校が多いという。

 そんな状況を改善すべく、文部科学省が、理科教材の購入費に充てるため、200億円の追加要求を政府の新経済対策に盛り込むことを、4月14日付の朝日新聞が報じている。

 この記事によると、小学校の備品費は年平均9万円程度で、指導要領とおりの授業を実施しようとした場合に必要とされる金額の半分程度だったという。このため、コンデンサー、手回し発電機などの新指導要領で必要とされる実験機器がない小学校が6割以上もあったという。

 そこで、理科教材の購入費を増やしていこうとなったわけで、このこと自体は大いに評価したいが、せっかくだったらもう一歩踏み込んで、より積極的な理科教育を実現してもらいたい。

 単に予算請求だけでなく、指導要領の変更も伴わなければならないのだろうが、従来からある実験器具に加え、例えば、DNA抽出キットや、LEGOのマインドストームなどを購入して、子供たちに触れさせてみるのもいいんじゃないか。

 すべての小学校、中学校でこれを実施するなど、予算的に難しいだろうから、市町村の教育委員会で用意して、各学校を巡回するという手もあるだろう。小学生のうちにマインドストームを触る機会があれば、「僕もロボット研究者になってみたい」と思う子供たちが現れれば、それだけでも事業としては成功だと思えるのだが・・・。

 学校教育とは外れるが、日本科学未来館クラスの科学博物館を、政令指定都市クラスの大都市には整備してもらいたい。

 現在でも科学博物館が各地にあることは十分認識しているが、内容的にかなり古くなったものも多く、展示物のリニューアルはほとんど行われていないんだろうなって思えるものになっている。

 こちらも予算の問題が阻んでいるのかもしれないが、東京に日本科学未来館がある関東圏はともかく、札幌、仙台、名古屋、大阪、福岡ぐらいには同程度の科学博物館を設置して、より多くの子供たちが最先端の科学技術に触れられる環境を整備してもらいたいと思うのだが、いかがだろうか・・・。

http://www.asahi.com/science/update/0411/TKY200904110225.html

 ではでは・・・。